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2011年11月25日金曜日

鳥谷が悲願のGG賞獲得 宮本は史上最年長記録でのGG受賞

今季の、守備のベストナインを表彰する三井ゴールデングラブ賞受賞者が発表された。



【セ・リーグ】

投手 浅尾拓也(中日)=初

捕手 谷繁元信(中日)=2年ぶり5回目

一塁手 栗原健太(広島)=2年ぶり3回目

二塁手 平野恵一(阪神)=2年連続2回目

三塁手 宮本慎也(ヤクルト)=3年連続3回目

遊撃手 鳥谷敬(阪神)=初

外野手 長野久義(巨人)=初

青木宣親(ヤクルト)=6年連続6回目

大島洋平(中日)=初


【パ・リーグ】

投手 田中将大(楽天)=初

捕手 細川亨(ソフトバンク)=3年ぶり2回目

一塁手 小久保裕紀(ソフトバンク)=2年連続2回目

二塁手 本多雄一(ソフトバンク)=初

三塁手 松田宣浩(ソフトバンク)=初

遊撃手 中島裕之(西武)=3年ぶり2回目

外野手 岡田幸文(ロッテ)=初

糸井嘉男(日本ハム)=3年連続3回目

坂口智隆(オリックス)=4年連続4回目

阪神の二遊間コンビがついにGG賞を獲得した。
平野は、去年に続き2回目となるが、鳥谷は「守備での貢献を評価していただいたということですし、ずっと欲しかった賞なので素直にうれしい」と、予てより目標としていた賞の受賞となった。
年間失策数はたったの5回。
守備率は驚異の.991だ。
打撃でも2年連続3割、出塁率もセ・リーグ1位の.395という成績をマーク。
チームはともかく、鳥谷にとって充実したシーズンを送ることが出来たわけだ。
しかし、個人的にはこれで鳥谷が出ていってしまわないか心配だ。
阪神に思い残すことは何もないと思われてしまったら、見限られてしまう。
予てより、関西は合わないと愚痴をこぼしていたらしい。
それでも、天然芝グラウンドをホームとしている球団は甲子園球場の阪神だけだ。
守備職人としては、人工芝より天然芝の方が体にもいいし守備もしやすいことはわかっているはずだ。
そういった面を考慮して、鳥谷は自身の意向をどうするか。
早めに交渉が成立してくれることを願う。


そして、今年は結構初受賞者が多かった。
先発経験のない浅尾がGG賞を取るのは史上初の快挙。
確かに、この人以上に今出来上がっている中継ぎはいないだろう。
浅尾を打てる気がしなかったからな。
それに、今年プロ2年目で初の首位打者の栄冠を勝ち取った長野。
肩良し、打球感良し、スピード良しの大島。
そして鳥谷と、4人が初受賞となった。
題名でも書いたが、宮本は王貞治氏を抜いての最年長記録更新。
40歳と11ヶ月という記録を新たに打ち立てた。
し烈な世代交代争いの中、ひときわ目だったベテランだった。
宮本が常に牽引していたように見える。
ここ一番での勝負強さもあった。
そして、3年連続での受賞も見事だ。


パ・リーグに関して。
内野陣は、ショート以外すべて日本一になったソフトバンクから選出された。
本田、松田という若い選手も、細川、小久保といったベテランも大活躍する最高の一年になったに違いないだろう。
そして、そんな中初選出されたピッチャーの田中将大。
今年は、最多勝、最優秀防御率、最高勝利の投手3冠と、沢村賞、そして今回のGG賞と計5冠の偉業を達成した。
まだ23歳という若さ、そして強者揃いのパ・リーグでここまでの記録は本当にすごい。


とにかく、受賞された皆さん、本当におめでとうございました。
来年もさらなる活躍を期待しています。

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