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2011年8月31日水曜日

今季最後のナゴヤドーム 初戦を制し首位と2,5ゲーム差


阪神対中日16回戦
阪神 6-3 中日

鬼門ナゴヤドームでの初戦をとった!
これは大きい。
先発は、岩田対ネルソン。
ネルソンとの相性はあまり良くないが、ネルソン自体勝ち星に恵まれていないのも事実。
阪神は初回、平野のヒット、柴田の送りバント、鳥谷のタイムリー、とお手本のような流れで先制する。
この後が続かないのはいつものことなのだが。
一方、岩田はどうか。
球のキレは良かったように見えたが、どうもコントロールが定まらない。
典型的に自滅のパターン。
2回、死球とフォアボール2つ、フィルダースチョイスで1点を献上してしまう。
しかも、押し出した相手はピッチャーのネルソン。
ノーアウト満塁の場面から奇跡的に無失点で2アウトまできたのにこれはもったいない。
誰もが、無失点で切り抜けたと思ったろう。
岩田はたまにこれがあるんだ。
急に別人みたいに、気が抜けてしまうときが。
これさえ直してくれたら言うことなしなんだけどな…。
あのスラーブは、投げられる投手自体少ないし、コントロールは難しいが決まり出したら手がつけられないくらいいい球なんだから、もっと自信もっていって欲しい。
ただ、それ以外は打ち込まれることもなく試合を作ってくれたと思う。
フォアボールが多かったのは次回の修正点だね。

打線にかんしては、正直ナゴヤドームで6点もとれると思わなかった。
運が良かったといえばそれまでなのだが。
新井のヒットも、バウンドが変わらなければ確実にアウトだったろうし、俊介の内野安打タイムリーも転がった(むしろ転がらなかった)ところが良かった。
7回の桧山のタイムリーは芸術的なヒットだった。
最近、桧山が出てきたらかなりの確立で打ってると思う。
いろいろ言われているけど、勝負強いところはかわっていないんだな。

問題点とを上げるとしたら、榎田と球児のピッチングだろう。
今日は良くなかった。
榎田に関しては、しっかり腕が触れていたにもかかわらず痛打されていた。
いいコースに決まっていた気もするんだけど、結果点を取られたということは中日の打者の方が上だったのか。
エラーがなければ無失点だったが、必ずしもエラーないとは限らないので、そういうときでも落ち着いて自分のピッチングをしてもらいたい。
球児に関しては、今日はきつそうだったね。
自分の出番がくるって思っていなかったのかな?
調整できていなかったような気がする。
肩が暖まっていなかったような。
球速は出ていても球威はないから打たれたりカットされたり。
ストレートが走らないから、フォークにも引っかかってくれない。
よく0点で抑えたよ。
満塁までいったときは、同点覚悟だったし、ブランコの大飛球にはやられたと思ったもんね。
悪いときの球児が出てしまったね。
前回救援に失敗した広島戦のときも同じような感じ。
その前の、古城にサヨナラホームランを打たれたときも。
なんか覇気がない。
笑顔じゃない。
余裕がない。
かなりわかりやすいピッチャーだなwww
柴田がセンターフライ落とした時は、笑って済ましたくらい余裕があったんだから、それくらいの気持ちで投げて欲しいね。
板東はかなりボロクソ言ってたけど、球児は間違いなく球界ナンバーワンの守護神なんだから、そんなに焦らず打ってみろくらいの気持ちでキャッチャーミットに投げ込めばそうそう打たれないよ。
まあ、たまにしかこういうときないから心配ではないんだけどね。
なんとか抑えてくれたからよし。

なんとかナゴヤ初戦をとった。
後は、2敗しても仕方ないくらいの気持ちでいい。
甲子園で叩けばいいのだから。
ここで全勢力つぎ込んで後半失速したら意味がないから、中継ぎとかも大事に使っていきたいね。


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